つれづれ夢遊箱

いまさら人に聞けないことを考える

世界経済が回復するにつれて日銀が追い詰められていく

日本銀行が久しぶりに「指し値オペ」を実施したそうな

ヨーロッパの長期金利につられる形で日本の長期国債金利も上昇中

結局は提示額が安すぎてだれも応じなかったことから

金利が下がるまで無制限で国債を買い続けるぞぉぉ」

という日銀の熱い姿勢を示したかたち

これからアメリカもEUも長期金利が上がっていく予定なので

この手のニュースを頻繁に聞くことになるだろう

円安が進むからばんざーいって言ってる人もいるけど

でもね、これマジで危険な綱渡りって知ってる?

だって日銀は国債を引き受けまくって既に400兆円以上の国債保有しているからね

しかも普通の銀行だったら絶対に購入しない高値で購入しまくってる

金利が上昇するなら利子がついて良いじゃんという考えの人もいるかもしれないけど

国債金利が上がるということはね国債の価格が下がるということだから

景気回復局面になるとそっちの損失の方が大きくなるの

それが日銀の債務超過に繋がるわけ

札を刷れる日銀だから債務超過でもええやんと言う人もいる

でもね債務超過になったら更に長期金利が上がって国債価格が下がる

コレの繰り返しで、いわゆる悪いインフレが進んじゃう可能性があるのよ

円安がとまらなくなり1ドル130円とか140円になっちゃうかもしれない

でもね悲観論者が唱えるようなハイパーインフレにはならない

なぜなら日本は世界有数の債権国だから

ある程度まで進むと中国みたいにアメリカ国債売って補填すれば落ち着く

だから日銀も余裕をかましていられるのだろう

アメリカみたいに債務国だったらこんなリスキーなことは早めに終わらせたい

だからアメリカの中央銀行は資産縮小を急いでいるというのは余談

そもそもアメリカもEUも続けて利上げが出来るのかという話もある

先進国は成長余地が少なくなってるからね

なにをいいたいかというとね

日銀はそこまでのリスクを冒してまで国債を買い続ける意味あるの?

日銀の資産がさらに膨れ上がって600兆円になってもね

世の中の融資が増えるわけじゃないよね

資金は十分なのだから資金を増やしても融資は増えない

今やってるのはタダの円安誘導で株価維持

緩和をやめたら株は下がって円高になるのは分かっている

でもねいつかは誰かがやらなきゃならないことなのよ

アメリカみたいに経済成長するなら緩和をやめてもドル高株高になるだろうけど

日本の現状をみたら無理でしょ

黒田さんは任期一年きってるから逃げ切れればいいかもしれないけど

日銀は10年20年先のことを考えた行動をとってよ

世界の景気が順調に回復すればするほど日本に埋められた地雷が爆発しそうになる

という話でした